上田市「こめむすび」で出会った、本物の「おにぎり」の味。心も体も満たされるランチ体験

こめむすび

上田市にオープンしたおにぎり専門店「こめむすび」。

最近、おにぎり専門店が増える中、この店はどこか一味違う。木目調の落ち着いた店内は、まるで懐かしい実家のような温もりを感じさせる。

そんな空間でいただくランチは、日常を忘れさせてくれる特別な時間だった。

この日、私が選んだのは、卵黄の醤油漬けと信州牛のしぐれ煮のおにぎり、そして豚汁の組み合わせ。

おにぎりは、流行りのフワフワ食感ではなく、ずっしりと重みがあり、一粒一粒の米の存在感が際立つ。

口いっぱいに広がるのは、上田市塩田下之郷産コシヒカリの豊かな風味。

甘みと香りが強く、冷めてももちもちとした食感が保たれている。

特に、卵黄の醤油漬けは絶品。濃厚な黄身と醤油の香りが、口の中で絶妙なハーモニーを奏でる。

信州牛のしぐれ煮は、優しい味わいで、どこか懐かしい家庭の味を思い出させた。

豚汁は、具だくさんで食べ応え抜群。信州イゲタ味噌の深いコクと、野菜の旨みが溶け合った滋味深い味わいは、寒い日には特に嬉しい。

お店の方によると、豚汁の味噌は、上田産大豆を100%使用し、手作りの無添加味噌とのこと。

そのこだわりが、口にした時の温かさに繋がっているのだろう。

「米と米をむすび「おにぎり」になるように「おにぎり」を通じて、だれかとだれかが繋がり幸せの「縁」を結ぶ、そんなお店になれれば…」

お店のコンセプトを聞き、私は深く頷いた。

確かに、このおにぎりを食べている時、私は故郷の祖母の手料理を思い出していた。

一粒一粒に込められた想いや、食卓を囲む家族の笑顔。

そんな温かい記憶が、私の心を満たしていく。

「こめむすび」のおにぎりは、単なる食事ではなく、人と人との繋がりを育む、そんな力を持っているのかもしれない。

上田を訪れた際は、ぜひ「こめむすび」に足を運んでほしい。そこには、本物の「おにぎり」の味と、心の温まる時間が待っている。

場所

営業時間:11時00分~17時30分
定休日:日月
(営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。)

電話:0268-75-0083.

住所:長野県上田市神畑244-1

駐車場:あり

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